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<新興国eye>前週のインド株、緊急利上げを嫌気し4週続落=BRICs市況
2022-05-09 10:30:00.0
前週(2−6日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6日終値は前日比1.56%安の5万4835.58、週間ベースでは4月29日終値比3.90%安となり、4週続落した。3日は「断食明け大祭」の祝日で休場だった。
週明け2日の指数は小幅安で続落。欧州市場が軟調となり、インド市場でも売りが先行したが、引けにかけは買い戻しが入り、下げ渋った。
休場明けで取引が再開された4日も値を下げ、3営業日続落となった。インド準備銀行(RBI)が臨時会合を開き、インフレを抑制し、景気を支援するため、流動性調節ファシリティ(LAF)の主要政策金利であるレポ金利を0.40ポイント引き上げ4.40%としたことが嫌気された。
5日は小反発した。前日にFRB(米連邦準備制度理事会)が市場予想通り0.50ポイントの利上げを決めたことや、パウエルFRB議長が会見で0.75ポイントの追加利上げに否定的な考えを示したことで警戒感が和らぎ、アジアや米国の株式市場が上昇、インド市場でも買い安心感が広がった。
週末6日は反落。FRBの追加利上げではインフレ抑制効果は不十分で、今後、金融引き締めが一段と強まるとの観測が強まり、前日の米株市場が急落したことが嫌気され、インド市場でも売り優勢となった。
今週(9−13日)のインド市場は、ロシアによるウクライナ軍事侵攻と西側諸国の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースが注目される。主な経済指標の発表予定は9日の3月財政収支や12日の3月鉱工業生産と4月CPI(消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>
提供:モーニングスター社




