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<新興国eye>前週のブラジル株、地政学リスクや米大幅利上げ観測受け4週続落=BRICs市況
2022-05-02 11:33:00.0
前週(4月25−29日)のブラジル株式市場は29日のボベスパ指数が前日比1.86%安の10万7876.16、週間ベースでは22日終値比2.88%安と、4週続落した。
週明け25日の指数は売り優勢で始まり、26日も値を下げ、7営業日続落した。
25日から26日にかけては、レアル安が嫌気されたほか、米大幅利上げ観測や中国のコロナ感染拡大による世界景気後退懸念で欧州・アジア市場が下落したことが売り材料となった。
27は反発し、28日も値を上げ、続伸。
27日は、欧州市場が回復したことや、前日までの7営業日続落を受け、買い戻しが強まった。
28日は、鉱山大手ヴァーレが発行済み株式数の最大10%の自社株買いを発表したことが好感されて急伸、指数の上げを主導した。
週末29日は反落。米株市場が軟調となり、ブラジル市場でも売り優勢となった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期化による地政学リスクの高まりや米大幅利上げ観測の強まりで世界景気後退懸念が意識された。
今週(5月2−6日)の株式市場は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や西側諸国の対ロ追加制裁、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題、さらにブラジル中銀の金融政策決定会合(4日)が注目される。主な経済指標の発表予定は2日の2月IBC−Br(経済活動指数)と2月財政収支、3日の3月鉱工業生産、4日の4月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)と4月総合PMI(購買担当者景気指数)、6日の4月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)と4月自動車生産・販売台数など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、上場MSエマ<1681>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




