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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、ウクライナ情勢や中国感染の長期化懸念で3週続落=BRICs市況

2022-05-02 10:42:00.0

 前週(4月25−29日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の29日終値は前日比0.80%安の5万7060.87、週間ベースでは22日終値比0.24%安となり、3週続落した。

 週明け4月25日の指数は続落して始まった。FOMC(米連邦公開市場委員会)を5月3−4日に控え、0.50ポイントの大幅利上げで米景気が後退するとの懸念が広がったほか、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期化や、中国の新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、景気先行き懸念で、中国などアジア市場が下落したことが売り材料になった。

 26日は反発。好決算となった自動車部品大手マヒンドラCIEオートモーティブが急伸し、指数の上げを主導した。

 27日は再び反落。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期化や中国のコロナ感染拡大による世界景気の後退懸念、さらには原油価格の急騰が重しとなった。

 28日は反発。F&Q(先物・オプション)取引のSQ(特別清算指数)算出で、ショートカバー(買い戻し)が広がり、相場を押し上げた。

 週末29日は反落。アクシス銀行が営業経費の増加見通しが嫌気され、6%超急落したほか、国営石炭最大手コール・インディアや営送電大手パワー・グリッド、スズキのインド法人マルチ・スズキ・インド、二輪車大手バジャジ・オート、IT大手ウィプロなども下落し、指数の下げを主導した。

 今週(5月2−6日)のインド市場はウクライナ情勢と西側諸国の対ロ制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースが注目される。主な経済指標の発表予定は2日の4月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)と3月財政収支、5日の4月日経サービス業PMIなど。3日は「断食明け大祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>
提供:モーニングスター社