youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、政府想定を大幅に上回る21年度輸出を好感し続伸=BRICs市況

2022-04-11 10:57:00.0

 前週(4−8日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の8日終値は前日比0.70%高の5万9447.18、週間ベースでは1日終値比0.29%高となり、続伸した。

 週明け4日の指数は続伸して始まった。前の週末に発表された貿易統計で、21年度(21年4月−22年3月)の輸出が前年比40%増と、政府目標の5%増を大幅に上回ったことが好感されたほか、金融大手HDFC銀行による傘下の住宅ローン大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)の吸収合併も支援材料となった。

 5日は反落し、7日まで3営業日続落。

 5日は、北海ブレント原油先物が供給懸念で上昇したことを受けてインフレ懸念が再燃し、地合いが悪化した。原油輸入国のインドにとって原油高は株安要因となる。

 6日は、欧米やアジアの株式市場が軟調となり、インド市場でも売りが優勢となった。ウクライナ情勢をめぐるEU(欧州連合)の新たな対ロ制裁の発表を受け、世界景気の後退懸念が強まったことも売り材料となった。インド食用油最大手ルチ・ソヤが一時19%安と急落し、指数の下げを主導した。

 7日は、前日に公表された3月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録を受け、米国の金融引き締めが加速するとの観測が強まり、インドなど新興国からの投資資金の流出懸念が広がった。

 週末8日は反発。インド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合で、政策金利が過去最低水準に据え置かれたことや、インフレと景気の短中期の見通しの下方修正(悪化方向)が市場予想と一致したことを受け、買い安心感が広がった。

 今週(11−13日)のインド市場はウクライナ情勢と西側諸国の対ロ経済制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースが注目される。主な経済指標の発表予定は12日の3月CPI(消費者物価指数)と2月鉱工業生産、14日の3月WPI(卸売物価指数)など。14日と15日はそれぞれ「ジャイナ教マハビラ生誕日」と「聖金曜日」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社