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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、強い経済指標などを好感し、3週続伸=BRICs市況

2022-04-04 12:00:00.0

 前週(3月28日−4月1日)のブラジル株式市場は1日のボベスパ指数が前日比1.31%高の12万1570.15、週間ベースでは25日終値比2.09%高と、3週続伸し、21年8月11日来約8カ月ぶり高値となった。

 週明け3月28日の指数は9営業日ぶりに反落して始まった。米株安となり、利益確定売り優勢。また、原油価格の下落を受け、資源セクターが売られ、指数を押し下げた。

 29日は反発し、30日も値を上げ続伸。

 29日は、ロシア・ウクライナ停戦協議への進展期待から海外株高となったことを受け、ブラジル株も買われた。また、ボルソナロ大統領が燃料油の値上げを計画している国営石油大手ペトロブラスのジョアキン・シルバ・エ・ルナCEO(最高経営責任者)を解任したことを受け、ペトロブラスが急伸した。

 30日は、停戦協議の進展期待のほか、原油価格の上昇でペトロブラスや鉱山大手ヴァーレなどの資源セクターが物色され、買い優勢となった。

 31日は反落。原油価格の下落を受け、資源セクターが売られ、指数の下げを主導。ただ、21年12月−2月期の平均失業率が11.2%と、市場予想(11.4%)を下回り、6カ月ぶりの低水準となったため、下値は限られた。

 週末4月1日は急反発。2月鉱工業生産が市場予想を上回ったことや、米3月雇用統計で失業率が3.6%に低下し、強い米経済が示されたことを好感し、買い優勢となった。

 今週(4−8日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側諸国の対ロ追加経済制裁、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題などが注目される。主な経済指標の発表予定は4日の3月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)と3月経常収支、5日の3月マークイット・ブラジル製造業・サービス業PMI(購買担当者景気指数)、6日の3月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−DIインフレ指数(全国卸売物価指数)、8日の3月IPCA(拡大消費者物価指数)と3月自動車生産・販売台数など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社