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<新興国eye>前週のインド株、原油高やロシア・ウクライナ戦争を嫌気し3週ぶり反落=BRICs市況
2022-03-28 10:53:00.0
前週(21−25日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の25日終値は前日比0.41%安の5万7362.2、週間ベースでは17日終値比0.87%安となり、3週ぶりに反落した。
週明け21日の指数は反落して始まった。ロシア・ウクライナ戦争をめぐる和平協議にもかかわらず、戦局に大きな変化がないことや、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが22年のインドのGDP(国内総生産)見通しを従来予想の9.5%増から9.1%増に引き下げたことが嫌気された。
22日は反発。インド準備銀行(RBI)が景気拡大や通貨ルピー相場の安定を優先させる方針を示したことが好感され、買い戻しが広がった。
23日は反落し、週末25日まで続落した。
23日は、住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)やコタク銀行、通信大手バーティ・エアテル、ソフトウエア輸出大手インフォシスなど主要銘柄が下落し、指数の下げを主導した。
24日は、ロシア・ウクライナ戦争がこう着状態となったことや、ブレント原油先物が1バレル=120ドルの高値水準を突破したことが重しとなり、売りが一段と強まった。
25日は、ロシア・ウクライナ戦争や原油価格の先行き不透明感が意識された。
今週(3月28日−4月1日)のインド市場はロシア軍のウクライナ戦闘地域の規模縮小に伴う東部ドンバス地方(ドネツク州とルガンスク州)をめぐる攻防や西側諸国の対ロ経済制裁、原油価格の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、インド国内の景気動向、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定はない。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




