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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ政府、リラ安からの預金保護スキームを非居住者に拡大へ―通貨安阻止狙い

2022-03-24 10:54:00.0

 トルコ政府は22日、最近の急激なトルコリラ安から預金者を保護する新預金スキームの適用対象に非居住者(外国の企業と個人)を含める方針を明らかにした。政府はリラ貯蓄の魅力を高めることにより、リラの急落を阻止したい考えだ。

 これはエルドアン大統領が進めている「トルコ経済モデル」(Turkey Economy Model)と呼ばれる、新経済戦略の一環として、21年12月21日に導入された。今後、非居住者は銀行で、リラ建ての定期預金(3−12カ月)の口座開設が許可され、為替相場の急変動でリラ相場が預金金利以上に下落した場合、財務省からその差額が補てんされる。例えば、預金金利が年15%で、同期間にリラ相場が20%下落した場合、その差額(5%相当)が補てんされるという仕組み。

 金融規制・監督当局である銀行調整監視機構(BDDK)によると、3月18日時点で、同スキームの預金残高は5618.7億リラ(約4.6兆円)となっている。

 ロシア・ウクライナ戦争の開戦(2月24日)前、トルコリラの相場は1ドル=約13.5リラだったが、22日時点では1ドル=14.82リラ前後とリラ安が進んでいる。

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 上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社