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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシア株式市場、対ロ経済制裁を受け3週連続で取引停止=BRICs市況

2022-03-22 10:03:00.0

 前週(14−18日)のロシア株式市場は取引停止となった。取引停止は2月28日から始まり、3週(15営業日)連続。ロシア軍のウクライナ侵攻開始(2月24日)に伴う西側諸国の対ロ経済制裁を受け、ロシア中銀は国内からの資本流出を防ぐため、資本規制に乗り出している。

 取引停止の背景には、株式市場や通貨ルーブルの暴落懸念に加え、西側諸国が発表した対ロ経済制裁措置として、ロシアの主要銀行の資産凍結やロシア中銀の外貨準備凍結、全世界の銀行間金融取引の仲介・実行を行うSWIFT(国際銀行間通信協会)からのロシア排除が決まったことを受け、株式売買が困難になっていることがある。

 今週(21−25日)のロシア市場は、ロシア中銀が今後のモスクワ証券取引所での運営形態を決めるため、取引再開は依然不透明となっている。すでに当局は取引が再開された場合、ソブリン・ウェルス・ファンド(国家投資ファンド)から100億ドルの資金を使って、ロシア株を買い支える方針を示している。一方、ロシア中銀は資本規制の一環として、すでに証券ブローカーに対し、外国人投資家が保有しているロシア株の売却を禁止し、ロシア市場からの退出を封じている。

 株価は取引停止前の前週比32.7%安から、さらに20−50%急落する可能性があると見られている。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社