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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、欧米株高やロシア・ウクライナ和平期待で急反発=BRICs市況

2022-03-22 10:01:00.0

 前週(14−18日)のブラジル株式市場は18日のボベスパ指数が前日比1.98%高の11万5310.91、週間ベースでは11日終値比3.22%高となり、急反発した。

 週明け14日の指数は売り優勢で始まり、15日も大きく値を下げ、4営業日続落。

 14日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を16日に控える中、米利上げにより、ブラジルなど新興国からの資金流出が強まるとの懸念から売り優勢となった。

 15日は、外国人投資家がブラジル資産への投資を縮小する動きが報じられ、通貨レアル安となったことや、貿易相手国である中国で新型コロナの感染が再拡大したことが嫌気され、売りが一段と強まった。

 16日は反発し、週末18日まで3連騰した。

 16日は、ブラジル中銀とFRB(米連邦準備制度理事会)が予想通り利上げを決めたことを受け、一時指数が売られたが、パウエルFRB議長が会見で保有国債の減額を5月にも開始する方針を示し、米経済が強いことが示されたとして、買い戻しが広がった。

 17日は、米株市場が上昇したことを好感し、ブラジル市場でも買いが優勢となった。また、鉄鉱石相場の上昇を受け、鉱山大手ヴァーレが買われたことも、指数の押し上げにつながった。

 18日は、ロシア・ウクライナの和平協議の合意期待で欧州株市場が堅調となったことを受け、ブラジル市場でも買いが強まった。

 今週(21−25日)の株式市場は、ウクライナ情勢や西側の対ロ追加経済制裁、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、財政規律問題などが注目される。主な経済指標の発表予定は25日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)3月消費者信頼感指数と3月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社