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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、ウクライナ危機やコロナ感染再拡大受け4週続落=BRICs市況

2022-03-22 09:46:00.0

 前週(14−18日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の18日終値が11日終値比1.77%安の3251.073となり、4週続落した。

 週明け14日の指数は大きく反落して始まり、15日も大幅安となり、続落した。

 14日は、国内での新型コロナ感染再拡大を受け、深センや北京近郊の河北省廊坊など複数の大都市でロックダウン(都市封鎖)の動きが強まったほか、中国人民銀行(中銀)の2月金融統計で、国内金融機関の新規融資が前月比で予想以上に縮小したため、景気後退懸念が広がったことが売り材料となった。

 15日は、ウクライナ情勢をめぐる米中のスタンスの違いが懸念されたほか、コロナ感染拡大が引き続き嫌気され、売りが強まった。

 16日は反発し、週末18日まで3連騰した。

 16日は、中国の劉鶴副首相が4−6月期に景気支援や資本市場の安定化を目指し、機関投資家による株式保有を奨励するなどの対策を講じると発言したことや、中国人民銀行が預金準備率の引き下げなど金融緩和策を打ち出すとの観測が広がり、買い戻しが優勢となった。

 17日も引き続き、劉鶴副首相の景気支援と資本市場の安定化に関する発言が支援材料となった。

 18日は、当局が住宅購入を促進するため、与信規制を緩和するとの思惑で、流動性逼迫に直面している不動産セクターが買われ、指数の押し上げにつながった。

 今週(21−25日)の株式市場は引き続き、ウクライナ情勢と西側諸国の対ロ経済制裁や米中関係、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では新型コロナ感染拡大や景気対策、人民元相場、石炭や原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社