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<新興国eye>前週のロシア株式市場、10営業日連続で取引停止―対ロ経済制裁を受け=BRICs市況
2022-03-14 09:28:00.0
前週(7−11日)のロシア株式市場は取引停止となった。取引停止は2月28日から始まり、これで2週(10営業日)連続。ロシア軍のウクライナ侵攻開始(2月24日)に伴う西側諸国の対ロ経済制裁を受け、ロシア中銀は国内からの資金流出を防ぐため、資本規制に乗り出している。
今週(14−18日)のロシア市場は、ロシア中銀が14日午前9時(現地時間)にモスクワ証券取引所での運営形態を決めるとしており、株式取引の再開は依然不透明となっている。すでに当局は取引を再開した場合、ソブリン・ウェルス・ファンド(国家投資ファンド)から100億ドルの資金を使って、ロシア株を買い支える方針を示している。
一方、ロシア中銀は資本規制の一環として、すでに証券ブローカーに対し、外国人投資家が保有しているロシア株の売却を禁止し、ロシア市場からの退出を封じている。
株価は取引停止前の前週比32.7%安から、さらに20−50%急落する可能性があると見られている。
取引停止の背景には、株式市場や通貨ルーブルの暴落懸念に加え、西側が発表した対ロ経済制裁措置として、ロシアの主要銀行の資産凍結やロシア中銀の外貨準備凍結、全世界の銀行間金融取引の仲介・実行を行うSWIFT(国際銀行間通信協会)からのロシア排除が決まったことを受け、株式売買が困難になっていることがある。
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提供:モーニングスター社




