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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、工業製品税引き下げ発表を好感し続伸=BRICs市況

2022-03-07 11:16:00.0

 前週(2月28日−3月4日)のブラジル株式市場は4日のボベスパ指数が前日比0.60%安の11万4473.8、週間ベースでは2月25日終値比1.18%高となり、続伸した。2月28日−3月1日は「カーニバル」の祝日で休場だった。

 取引が再開された週明け3月2日の指数は続伸して始まった。ロシアとウクライナの停戦協議が再開されることへの期待感や、ブラジル政府がたばこ産業を除く、すべての産業に対し、工業製品に対する工業製品税(IPI)の適用税率を25%引き下げると発表したことが好感された。

 3日は小反落し、週末4日も値を下げ、続落した。

 3日は、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米下院で、ウクライナ危機が長引いても3月FOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25ポイントの小幅利上げを開始することが望ましいとの見解を示したことを受け、売りがやや優勢となった。

 4日は、ブラジル21年GDP(国内総生産)が4.6%増となったものの、コロナ禍前の伸びを依然下回ったことに加え、ロシア軍がウクライナ最大のザポリージャ原子力発電所を砲撃したと伝わったことが嫌気された。

 今週(7−11日)の株式市場は主要企業の四半期決算や原油・ガスなどの国際商品相場の動向、ウクライナ情勢と西側諸国の対ロ追加経済制裁、国内の政治動向、社会保障の拡充に伴う財政規律問題も注目される。主な経済指標の発表予定は7日の2月サービス業PMI(購買担当者景気指数)や8日の2月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)と2月新車販売・生産台数、9日の1月鉱工業生産、10日の1月小売売上高、11日の2月IPCA(拡大消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社