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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシア株式市場、ウクライナ侵攻と経済制裁を受け取引全面停止=BRICs市況

2022-03-07 11:12:00.0

 前週(2月28日−3月5日)のロシア株式市場は、ロシア軍のウクライナ侵攻作戦開始(2月24日)とそれに伴う西側諸国からの対ロ経済制裁を受け、ロシア中銀が資金流出を防ぐための資本規制に乗り出し、取引が全面的に停止された。

 週明け28日はロシア中銀がモスクワ証券取引所での株式取引の停止を決定したため、終日取引停止となった。それ以降も週末4日まで同様に取引が停止された。長期にわたる取引停止は98年10月以来約24年ぶり。

 取引停止の背景には、株式市場や通貨ルーブルの暴落懸念に加え、西側諸国が発表した対ロ経済制裁措置として、ロシアの主要銀行の資産凍結やロシア中銀の外貨準備凍結、全世界の銀行間金融取引の仲介・実行を行うSWIFT(国際銀行間通信協会)からのロシア排除が決まり、株式売買取引が困難になったことがある。

 今週(7−11日)もロシア市場は引き続き、取引停止が続く見通し。市場の一部では少なくとも9日まで停止されるとの見方がある。取引が再開された場合、当局はソブリン・ウェルス・ファンド(国家投資ファンド)から100億ドルの資金を使って、ロシア株を買い支える方針。

 一方、ロシア中銀は資本規制の一環として、すでに証券ブローカーに対し、外国人投資家が保有しているロシア株の売却を禁止し、ロシア市場からの退出を封じている。株価は取引停止前の前週比32.7%安から、さらに20−50%急落する可能性があると予想されている。

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提供:モーニングスター社