新興国ニュース
<新興国eye>前週のインド株、ロシア軍のウクライナ侵攻と原油高を嫌気し3週続落=BRICs市況
2022-02-28 10:32:00.0
前週(21−25日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の25日終値は前日比2.44%高の5万5858.52、週間ベースでは18日終値比3.41%安となり、3週続落した。
週明け21日の指数は売り優勢で始まり、翌22日以降も下落し、24日まで7営業日続落した。
21日は、一時、ウクライナ情勢をめぐり米ロ首脳会談が開かれるとの観測が広がり、緊張がやや緩んだが、ロシア政府が首脳会談の開催は固まっていないと発表したため、売り優勢となった。
22日は、ロシアがウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク州とルガンスク州)の親ロシア勢力が樹立した人民共和国を一方的に国家承認したことを受け、ロシア軍のウクライナ侵攻が時間の問題となったことが嫌気され、全面安となった。
23日は、ウクライナ情勢の緊迫化に伴う原油先物価格の高騰や、インドルピーの下落が嫌気された。
その後は、ロシア軍によるウクライナのドンバス地方への特別軍事作戦の開始と西側諸国による追加の対ロ経済制裁の発表を受け、海外株安となったことや、ブレント原油先物が1バレル=100ドルを突破したことが嫌気され、指数は急落し、約2年ぶりの低水準となった。
週末25日は反発。ウクライナ情勢の緊迫化が続く中、米株市場が急反発に転じたことを好感し、インド市場でも買い戻しが広がった。
今週(2月28日−3月4日)のインド市場は世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、ウクライナ情勢と西側の対ロ経済制裁、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業ニュースが注目される。主な経済指標の発表予定は28日の21年10−12月期GDP(国内総生産)と1月インフラ部門生産高、1月財政収支、2日の2月日経インド製造業PMI(購買担当者景気指数)、4日の2月日経インドサービス業PMIなど。1日は「マハーシヴァラートリー」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




