新興国ニュース
<新興国eye>前週のロシアRTS指数、ウクライナ情勢緊迫化と原油安で4週ぶり反落=BRICs市況
2022-02-21 10:36:00.0
前週(14−18日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の18日終値が前日比4.05%安の1391.31、前週比では11日終値比5.36%安となり、4週ぶりに反落した。
週明け14日の指数は続落して始まった。ウクライナ情勢をめぐる緊張がやや緩和したものの、西側による対ロ制裁懸念がくすぶり、売り優勢。ブレント原油先物も一時弱含んだこともロシア株の売りを誘った。
15日は反発し、16日も値を上げ、続伸。
15日から16日にかけては、米ロ首脳による電話会談でロシアと西側の和平協議を継続することで合意し、地政学リスクが後退、買い優勢となった。
17日は急反落し、週末18日も大きく値を下げ、続落した。
17日は、ロシア軍によるウクライナ侵攻懸念が再び強まり、海外市場が下落し、ロシア市場でも売りが広がった。米国防総省はロシア軍がウクライナ国境で軍備を増強しているとし、警戒感を強めた。ブレント原油先物も1バレル=93ドルを割り込み、下値を試す展開となった。米国とイランの核利用協議が合意間近となり、イラン原油が市場に供給されるとの思惑で原油安となった。
18日は、原油先物価格が91ドルを割り込んだほか、ウクライナ情勢が緊迫の度合いを深めたことが売り材料となった。
今週(21−25日)のロシア市場は引き続き、ウクライナ情勢、対ロ制裁、国内の景気対策、原油・ガス価格、ルーブル相場、主要企業ニュースなどが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える23日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や24日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は25日の1月鉱工業生産など。RTS指数は1300−1500ポイントの値動きが予想される。23日は「祖国防衛の日」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




