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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高やウクライナ情勢緊張緩和で3週続伸=BRICs市況

2022-02-14 09:50:00.0

 前週(7−11日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の11日終値が前日比4.96%安の1470.1、前週比では4日終値比2.37%高となり、3週続伸した。

 週明け7日の指数は買い優勢で始まり、10日まで5連騰した。

 7日は、ブレント原油先物が1バレル=93ドルに上昇し、指数は値固めの展開となった。

 8日は、ウクライナ情勢をめぐる仏ロ首脳会談への期待感から買いが優勢となった。

 9日は、ウクライナの地政学リスクの緩和に加え、海外株高となったことが好感されたほか、アルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが21年10−12月期のアルミニウム販売額の急増を好感し、大幅高となったことなどが指数の押し上げにつながった。

 10日は、軟化していた原油先物価格が93ドルに再浮上したことや、ウクライナ情勢をめぐって、ノルマンディー・フォーマット(仏独・ロシア・ウクライナの4カ国で構成)の政府高官協議が開かれ、緊張緩和期待から買いが優勢となった。

 週末11日は急反落した。前日の米1月CPI(消費者物価指数)を受け米3月大幅利上げ観測が強まったことを嫌気。加えて、ロシア中央銀行が22年のインフレ見通しを5−6%上昇に引き上げたことや、政策金利を1.00ポイント引き上げ9.50%としたこと、次回会合で追加利上げを示唆したことが売りを加速させた。

 今週(14−18日)のロシア市場は引き続き、ウクライナ情勢(ロシアとベラルーシの合同軍事演習や14日の独ロ首脳による和平協議)、対ロ制裁、国内の景気対策、原油・ガス価格、ルーブル相場、主要企業ニュースなどが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える15日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や16日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定はない。RTS指数は1350−1550ポイントの値動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
 ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社