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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高やウクライナ情勢への懸念後退で続伸=BRICs市況

2022-02-07 09:56:00.0

 前週(1月31日−2月4日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の4日終値が前日比0.28%高の1436、前週比では1月28日終値比2.06%高となり、続伸した。

 週明け1月31日の指数は買い優勢で始まり、2月2日まで7連騰した。

 31日は、ロシア軍によるウクライナ侵攻懸念が米ロ協議の継続期待で緩和したことや海外株高が好感され、ロシア市場でも買い優勢となった。

 1日は、国営原子力大手ロスアトム傘下のロスアトム・インフラストラクチャー・ソリューションズ(RIR)が電力大手クアドラ・パワー・ジェネレーションの株式82.47%を取得したことを受け、クアドラが60%超高と急伸し、指数の上げを主導した。

 2日は、OPEC(石油輸出国機構)プラス会合で日量40万バレルの増産が決まったことを受けて原油価格が下落する一方で、ウクライナ情勢をめぐる米ロ外相会談の開催や通貨ルーブル高が支援材料となった。

 3日は反落。世界各国中銀の金融引き締めへのシフトが懸念され、海外市場が軟調となり、ロシア市場でも売りが優勢となった。また、ロシアが米国による東欧への3000人の兵士追加派遣計画を非難し、地政学リスクが高まったことも地合いを悪化させた。

 週末4日は反発。米国の天候悪化(寒波)で原油供給が減少し、原油相場を押し上げたことからブレント原油先物が1バレル=93ドルを突破し過去5年来で最高値を更新。ロシア株に買い戻しが広がった。

 今週(7−11日)のロシア市場は引き続き、ウクライナ情勢(10日からロシアとベラルーシの合同軍事演習)、対ロ制裁、国内の景気対策、原油・ガス価格、ルーブル相場、主要企業ニュース、オミクロン株の感染拡大、ロシア中銀の金融政策決定会合(11日)などが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える8日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や9日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は9日の1月CPI(消費者物価指数)と21年12月失業率、12月小売売上高、11日の12月貿易収支など。RTS指数は1350−1550ポイントの値動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
 ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社