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<新興国eye>前週のインド株、成長重視の新年度予算案を好感し3週ぶり反発=BRICs市況
2022-02-07 09:28:00.0
前週(1月31日−2月4日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の4日終値は前日比0.24%安の5万8644.82、週間ベースでは1月28日終値比2.53%高となり、3週ぶりに反発した。
週明け1月31日の指数は反発して始まり、2月2日まで3連騰した。
31日は、政府の22年度(22年4月−23年3月)当初予算案の発表(1日)を控え、新年度予算への期待感や前週まで売られていたITサービス大手のテック・マヒンドラやウィプロなどハイテク株が買い戻され、買い優勢となった。
1日、新年度予算案の成長重視の強気の内容が好感され、買いが一段と強まった。新年度予算案ではインフラや住宅、防衛、鉄道、農業の各主要分野での投資額が35%引き上げられ、景気浮揚効果が期待されるとの見方が広がった。
2日は、新年度予算案が引き続き支援材料となり、金融大手のインダスインド銀行やバジャジ・フィンサーブなど銀行株が急伸し、指数の上げを主導した。
3日は反落し、週末4日も値を下げ、続落した。
3日は、独禁当局から価格カルテルで制裁金が科せられたアポロ・タイヤズなどタイヤメーカーが下落し、指数の下げを主導した。
4日は、ブレント原油先物が1バレル=93ドルに急騰したことを受け、原油輸入に依存しているインドでは売りが優勢となった。
今週(2月7−11日)のインド市場は、オミクロン株感染拡大や世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業ニュース、さらにはインド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合(9日)も注目される。主な経済指標の発表予定は11日の12月鉱工業生産など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




