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<新興国eye>前週のインド株、米3月利上げ観測による資金流出懸念で続落=BRICs市況
2022-01-31 09:43:00.0
前週(24−28日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の28日終値は前日比0.13%安の5万7200.23、週間ベースでは21日終値比3.11%安となり、続落した。週央26日は「共和国記念日」の祝日で休場だった。
週明け24日の指数は5営業日続落して始まった。FOMC(米連邦公開市場委員会)を26日に控え、早期利上げ懸念が強まったほか、鉄鋼大手JSWスチールが弱い四半期決算となったことを受けて急落したことなどが指数の押し下げにつながった。
25日は反発。アクシス銀行とマルチ・スズキがいずれも好決算を受け急伸し、指数の上げを主導した。
26日休み明けの27日は反落し、週末28日も値を下げ、続落した。
27日は、FRB(米連邦準備制度理事会)が前日のFOMCで3月利上げの方針や保有国債の縮小に積極的な姿勢を示したことを受け、インドからの資金流出懸念が強まり、売り優勢となった。
28日は、通信大手バーティ・エアテルが米アルファベット傘下のインターネット検索大手グーグルから10億ドルのエクイティ投資を受けることや、国営石油ガス公社(ONGC)も業績見通しの改善が好感され、指数は買い先行となったものの、買い一巡後は利益確定売りが出て、結局マイナス圏で引けた。
今週(1月31日−2月4日)のインド市場は、オミクロン株感染拡大や世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定は31日の12月財政収支と12月インフラ部門生産高、1日の12月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、3日の12月日経サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




