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<新興国eye>トルコ国営ボタシュ、パイプラインの一部が爆発・炎上―原油価格一時急騰
2022-01-20 10:32:00.0
トルコ国営石油・ガスパイプライン運用大手ボタシュは18日、同国南部で、イラク・キルクークとトルコ・ジェイハンを結ぶ石油パイプライン(全長970キロ)の一部が爆発・炎上する事故が起きたことを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが伝えた。
爆発事故が起きたのはカフラマンマラシュ県パザルジク地区にあるパイプラインで、地元自治体によると、現時点では死傷者は報告されていない。ただ、爆発現場に近いカフラマンマラシュとガーズィアンテップの両県を結ぶ高速道路が閉鎖された。この事故を受け、同社は同パイプラインを一時遮断。消防車や緊急車両が出動し、消火活動を進めている。
事故原因については不明だが、同パイプラインは過去に何度かテロ組織の攻撃対象となっており、14年にはイラク側のパイプラインが攻撃を受けている。
同パイプラインはイラク最大規模で、イラク産原油が地中海に面したジェイハンまで送られたあと、ギリシャやスペイン、イタリア、クロアチアなどにある石油精製所に輸出されている。今回の爆発事故を受け、ブレント原油先物(LCOc1)は19日、一時、1バレル=89.05ドルと、14年10月13日来高値まで急騰した。
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提供:モーニングスター社




