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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、米早期利上げ観測や感染拡大を嫌気し4週続落=BRICs市況

2022-01-11 10:13:00.0

 前週(1月3−7日)のブラジル株式市場は7日のボベスパ指数が前日比1.14%高の10万2719.5、週間ベースでは21年12月30日終値比2.01%安となり、4週続落した。

 週明け1月3日の指数は反落して始まり、5日まで3営業日続落した。

 3日は、中銀が発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」で、22年実質GDP(国内総生産)見通しが前週予想から引き下げられたことを受け、消費財関連株が重しとなり、売りが広がった。

 4日は、引き続き、ブラジル経済の先行き懸念に押された。インフレ急加速に伴う、利上げ懸念や財政負担の拡大懸念に加え、米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の公表を控え、早期利上げ観測が強まったことも嫌気された。

 5日は、FOMC議事録の公表を受け、米早期利上げ懸念が強まり、ブラジルなど新興国からの資金流出不安や、世界的なオミクロン株の感染拡大が嫌気され、売りが一段と加速した。

 6日は反発し、週末7日も値を上げ、続伸した。

 6日は、連日の相場下落を受け、買い戻しが活発化した。また、21年11月鉱工業生産が市場予想を下回ったものの、政府への景気刺激策期待につながった。

 7日は、証券大手XPがバンコ・モダルを買収することで合意したことを受け、バンコ・モダルの株価が急騰し、指数の上げを主導した。

 今週(10−14日)の株式市場はオミクロン株感染拡大や、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、国内の政治動向、社会保障の拡充に伴う財政規律問題も注目される。主な経済指標の発表予定は11日の12月IPCA(拡大消費者物価指数)や14日の11月小売売上高など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社