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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、カザフスタン情勢悪化を嫌気し3週ぶり反落=BRICs市況
2022-01-11 10:01:00.0
前週(1月3−6日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の6日終値が前日比2.58%安の1545.24、前週比では21年12月30日終値比3.17%安となり、3週ぶりに反落した。週末7日は「ロシア正教クリスマス」の祝日で休場だった。
週明け1月3日の指数は続伸して始まった。原油高のほか、地政学リスク(ロシアとウクライナの国境周辺での軍事緊張)が後退し、西側とロシアとの軍事衝突が避けられる見通しとなったことが好感された。
4日は小反落し、6日まで3営業日続落。
4日は、閑散取引となる中、マイナス圏で引けたが、海外市場の上昇や原油高を背景に小幅の下げにとどまった。
5日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の公表を控え、米早期利上げ観測が強まる中、ロシアなど新興国からの資金流出懸念で、売り優勢となった。
6日は、FOMC議事録で、早期の利上げ開始時期や、早期の保有資産縮小を支持する見解が大勢を占めたことが分かり、売りが一段と強まったほか、中央アジア・カザフスタンで市民の政府抗議デモが暴徒化し、地政学リスクが急激に高まったことも売り材料となった。
今週(10−14日)のロシア市場は引き続き、オミクロン株感染拡大や世界経済の動向、カザフスタン情勢、対ロ制裁、国内の景気対策、原油・ガス価格、ルーブル相場、主要企業ニュースなどが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える11日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や12日の米EIA週間石油在庫統計、12日のロシア・NATO(北大西洋条約機構)協議も注目される。主な国内経済指標の発表予定は12日の12月CPI(消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




