youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>トルコ12月製造業PMIは52.1、物価急上昇で受注と生産が低下

2022-01-07 10:48:00.0

 トルコ商工会議所と欧州最大の金融情報サービス会社IHSマークイットが3日発表したトルコ21年12月製造業PMI(購買担当者景気指数)は52.1と、11月の52.0をやや上回り、「拡大」か「縮小」かの境目を示す「50」を7カ月連続で超えた。

 サブ指数の新規受注指数は3カ月連続で低下。輸出が拡大し、海外需要は改善しているが、物価高騰を受けて受注が減少した。生産指数も物価上昇で減産を余儀なくされ、11月の上昇から低下に転じた。

 インプット価格(投入指数で支払価格)指数は12月インフレ率が19年ぶり高い伸びの前年比36.08%上昇となった影響で05年以来16年ぶりの高い伸びとなり、アウトプット価格(生産者物価・産出指数で受取価格)指数も企業が製品価格の値上げに踏み切ったため高い伸びとなった。

 一方、サブ指数の雇用指数は19カ月連続で伸び、8月以来の高い伸びとなり、全体の指数を下支えした。生産能力の増強に伴って新規雇用が増加している。

 トルコ商工会議所は、「コスト上昇圧力により、12月の製造業全体の生産活動が妨げられた。インプット価格と販売価格の記録的な上昇により、顧客は新規注文を行うことができなくなり、製造業者も仕入れを縮小し、サプライチェーンをさらに混乱させた。オミクロン株の出現によって引き起こされる潜在的な問題と並んで、製造業セクターにとって22年は厳しい年になる」としている。

<関連銘柄>
 上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社