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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中関係悪化懸念を嫌気し6週ぶり反落=BRICs市況
2021-12-20 09:06:00.0
前週(13−17日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の17日終値が10日終値比0.93%安の3632.364となり、6週ぶりに反落した。
週明け13日の指数は反発して始まった。前の週に閉幕した中央経済工作会議で、22年も減税や公共投資などの追加景気対策や金融緩和政策を継続することが確認され、買い優勢となった。
14日は反落し、15日も値を下げ、続落。
14日は、中国製造業の一大拠点となっている浙江省で、オミクロン株の感染が拡大し、生産が停止したことや、不動産開発大手の上海世茂の社債が売買停止となったことが嫌気された。
15日は、11月小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことや、米政府が中国半導体最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)に対し、一段と厳しい半導体輸出制限を検討しているとの一部報道が売り材料になった。
16日は反発。国務院常務会議で、中小・零細企業に対する金融支援強化が決まったことが好感された。
週末17日は急反落。米政府が中国の少数民族ウイグル族への弾圧に加担しているとして、商用ドローン世界最大手の大疆創新科技(DJI)などの中国企業数十社に対する投資や輸出を制限する措置を発表したことが嫌気される展開となった。
今週(20−24日)の株式市場は、引き続き、米中関係やオミクロン株感染拡大懸念、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では景気対策や人民元相場、石炭や原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表予定はない。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




