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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、南ア発の新変異株への懸念で続落=BRICs市況

2021-11-29 10:21:00.0

 前週(22−26日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の26日終値は前日比2.87%安の5万7107.15、週間ベースでは18日終値比4.24%安となり、続落した。

 週明け22日の指数は4営業日続落して始まった。欧州での新型コロナ感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)の再導入が嫌気された。個別銘柄では複合企業大手リライアンス・インダストリーズが急落し、指数の下げを主導。サウジアラビア国営石油大手サウジアラムコによる石油化学製品部門の株式取得提案を再検討すると発表したことが売り材料となった。

 23日は反発。インド10−12月期GDP(国内総生産)の発表を30日に控え、一部で成長が加速するとの観測が強まり、景気期待感からの買いが優勢となった。

 24日は反落。インド政府が米国と強調し、石油備蓄の放出を決めたことを受け、エネルギー関連株が上昇し、指数は買いが先行したが、引けにかけ、原油価格が石油備蓄の放出発表にもかかわらず急伸したことが嫌気され、指数は売り優勢に転じた。

 25日は反発。複合企業大手リライアンス・インダストリーズがガス化事業を全額出資子会社に移管するリストラ計画を発表したことが好感され、相場をけん引した。

 週末26日は急反落。新型コロナのデルタ株よりも感染力が強いとされる新変異株(オミクロン株)が南アフリカで検出され、ベルギーなどで見つかったことを受け、海外市場が急落し、インド市場でも売りが優勢となった。

 今週(11月29日−12月3日)のインド市場は、オミクロン株感染拡大懸念や世界経済、特に米・中・欧の景気動向や金融政策、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表予定は30日の7−9月期GDPと10月財政収支、10月インフラ部門生産高、1日の11月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、3日の11月日経サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社