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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、OPEC原油需要見通し引き下げ受け、急反落=BRICs市況

2021-11-15 10:01:00.0

 前週(8−12日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の12日終値が前日比3.79%安の1784.28、前週比では5日終値比3.45%安となり、急反落した。

 週明け8日の指数は続伸して始まった。ブレント原油先物が1バレル=83ドル超に上昇したほか、オンラインリテール(消費者向け個人金融)大手TCSグループがフィリピンなど東南アジア地域での事業拡大計画を発表したことが好感され、指数の上げを主導した。

 9日は小反落し、10日も値を下げ、続落した。

 9日は、原油先物価格が伸び悩み、ロシア株には利益確定売りが出た。10日は、米中の10月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、世界的なインフレ加速への懸念が意識され、ロシア株の下押しにつながった。

 11日は、買い戻しが入る展開となり、小反発。

 週末12日は急反落した。OPEC(石油輸出国機構)による10−12月期原油需要見通しの引き下げを受け、原油先物価格が1バレル=82ドルに急落したことをきっかけに、ロシア国営の天然ガス生産・供給大手ガスプロムが大きく売られ、エネルギー株全面安の展開となった。

 今週(15−19日)のロシア市場は引き続き、デルタ株感染や世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油・ガス価格、ルーブル相場、主要企業ニュースなどが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える16日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や17日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表は17日の7−9月期GDP(国内総生産)など。RTS指数は1700−1850ポイントの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
 ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社