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<新興国eye>前週のインド株、中長期的な景気回復期待強まり続伸=BRICs市況
2021-11-15 09:29:00.0
前週(8−12日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の12日終値は前日比1.28%高の6万686.69、週間ベースでは5日終値比1.03%高となり、続伸した。
週明け8日の指数は続伸して始まった。米ファイザー<PFE>のインド法人ファイザー・リミテッドが急伸し、指数の上げを主導。米ファイザーの新型コロナ経口治療薬の臨床試験が好調だったことが支援材料となった。
9日は反落し、11日まで3営業日続落した。
9日は、インドの21年度(21年4月−22年3月)インフレ見通しが5%上昇に引き上げられインフレ懸念が強まったことが嫌気された。
10日は、中国10月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、世界的なインフレ懸念が強まったことから売り優勢となった。
11日は、前日発表の米10月CPIが市場予想を大幅に上回り、米早期利上げ観測が再燃し、世界的なインフレ高進への懸念が意識され、インド株の押し下げにつながった。
週末12日は急反発。米証券大手ゴールドマン・サックスがインド株の投資判断を「マーケット・ウエート(中立)」に引き下げたものの、中長期的には景気回復期待が見込まれる見通しを示したことを受け、複合企業大手リライアンス・インダストリーズや住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)など大型株が買われ、相場を押し上げた。
今週(15−18日)のインド市場は、新型コロナワクチン接種の動向や世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表は15日の10月WPI(卸売物価指数)と10月貿易収支など。19日は「シーク教ナナック生誕日」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




