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<新興国eye>前週の上海総合指数、政府の不動産業界支援観測強まり3週ぶり反発=BRICs市況
2021-11-15 09:25:00.0
前週(8−12日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の12日終値が5日終値比1.36%高の3539.100となり、3週ぶりに反発した。
週明け8日の指数は反発して始まり、9日も値を上げ、続伸。
8日は、新型コロナの新規感染者数が減少傾向にあることや、前日発表の10月貿易収支で輸出額(人民元建て)が市場予想を上回ったことが好感され、観光セクターや新エネルギー関連セクターを中心に買い優勢となった。
9日も引き続き、1日当たり新規感染者数が減少し、経済活動の正常化期待で買いが広がった。
10日は反落。10月CPI(消費者物価指数)、同PPI(生産者物価指数)とも市場予想を上回り、インフレ加速懸念が高まったことから、売り優勢となった。
11日は急反発し、週末12日も値を上げ、続伸した。
11日は、政府の規制緩和により国有企業による不動開発会社の資産買収が進むとの観測や、10月個人向け住宅ローンが大幅増加したことで不動産規制が緩和し始めているとの観測が広がったことが買い材料になった。
12日は、前日に7年半ぶりの大幅高となった不動産セクターに利益確定売りが出たものの、他のセクターは堅調で、指数は買い優勢となった。
今週(15−19日)の株式市場は、引き続き、米中関係や国内外のデルタ株感染状況、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では中国恒大の債務問題や電力供給不足問題、景気対策、人民元相場、石炭や原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表予定は15日の10月小売売上高と10月鉱工業生産、1−10月固定資産投資など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




