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<新興国eye>前週のインド株、さえない企業決算相次ぎ3週ぶり反落=BRICs市況
2021-10-25 09:24:00.0
前週(18−22日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の22日終値は前日比0.17%安の6万821.62、週間ベースでは14日終値比0.79%安となり、3週ぶりに反落した。前の週末15日は「ダシェラ祭」の祝日のため休場。
連休明け週初18日の指数は7営業日続伸して始まった。祝日前からの騰勢が続いたほか、外国人投資家の買い越しが継続した。
19日は反落し、週末22日まで4営業日続落した。
19日は、旅行大手のインド鉄道ケータリング・観光会社が大幅に値を下げたほか、たばこ最大手ITCが政府のたばこ課税の検討開始を受けて急落し、指数の下げを主導した。
20日は、利益確定売りが広がる中、外国人投資家が売り越しに転じたことや、スイス金融大手UBSがインド市場の株式投資判断を「アンダーウエート」(ベンチマークより少ない組入比率)に引き下げたことが嫌気された。
21日は、原油高によるインフレ加速や電力不足による製造業の業績回復鈍化への懸念が強まった。個別銘柄では、塗料大手アジアン・ペインツのさえない決算を受け同社株が急落、指数の下げを主導した。
22日は、住宅金融ローン大手のLCハウジング・ファイナンスとキャン・フィン・ホームズが四半期決算の弱い結果を受けて急落。指数の押し下げにつながった。
今週(25−29日)のインド市場は、新型コロナのワクチン接種の動向や世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表は29日の9月財政収支とインフラ部門生産高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




