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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、原油・ガス価格高騰でインフレ懸念強まり、続落=BRICs市況

2021-10-11 12:01:00.0

 前週(4−8日)のブラジル株式市場は8日のボベスパ指数が前日比2.03%高の11万2833.2、週間ベースでは1日終値比0.06%安となり、続落した。

 週明け4日の指数は大幅反落して始まった。海外株安が嫌気され、ブラジル市場でも売りが優勢となった。金融セクターの下げがきつく、金融大手イタウ・ウニバンコとデジタル銀行大手バンコ・インテルが下げを主導した。イタウは17年に投資運用会社XPの少数株式(49.9%)を19億ドルで取得したが、その後、持ち株の大半を新会社に移す形で分社化したことを受けて急落。一方、バンコ・インテルは投資家のデジタル投資離れが嫌気され、急落した。

 5日は小反発し、7日まで小幅ながらも3日続伸。

 5日は、原油・天然ガスの高騰で資源セクターが買われ、指数の上げを主導した。

 6日は、米株市場が堅調となり、ブラジル株も買われたが、8月小売売上高指数が市場予想を下回ったことや、原油・ガス価格の高騰でインフレ懸念が強まり、利上げ警戒感から上値が重くなった。

 7日は、米政府の借り入れ上限(債務上限)の引き上げ見通しを好感し、買いが広がった。

 週末8日は大きく上昇し、4日続伸。9月IPCA(拡大消費者物価指数)が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退し、買い戻しが入る展開となった。

 今週(11−15日)の株式市場は、国内外のデルタ株感染拡大の動向や、欧米やアジアの市場動向、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、政治動向も注目される。主な経済指標の発表予定はない。12日は「聖母の日」の祝日のため、休場となる。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社