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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、RBIの景気支援継続や海外株高を好感し反発=BRICs市況

2021-10-11 11:08:00.0

 前週(4−8日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の8日終値は前日比0.64%高の6万59.06、週間ベースでは1日終値比2.20%高となり、反発した。

 週明け4日の指数は反発して始まり、5日も値を上げ続伸。

 4日は、製糖セクターが砂糖輸出の急増を受け、急伸したほか、電力大手NTPCが買われたことが指数の押し上げにつながった。同社が子会社3社のIPO(新規株式公開)を通じ、20億ドルの資金調達を行うとの一部報道が手掛かり。

 5日は、欧州市場が上昇したことや、インド経済の景気回復ペースの加速で資源やエネルギーへの需要が高まるとの憶測が広がり、国営石油ガス公社(ONGC)や石炭大手コール・インディアなどの関連銘柄が買われ、指数の上げを主導した。

 6日は反落。インド準備銀行(RBI)の金融政策会合を控え、原油高や原材料、野菜価格の高騰により、RBIの利上げを連想させるインフレ懸念が広がった。また、複合企業大手リライアンス・インダストリーズと鉄鋼大手タタ・スチールがさえず、相場全体が押し下げられた。

 7日は反発し、週末8日も値を上げ、続伸した。

 7日は、米政府の債務上限引き上げの見通しが強まり、米国やアジアの株式市場が堅調となったことや、米信用格付け大手社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがインドのソブリン債の格上げを示唆したことが支援材料となった。

 週末8日は、RBIが過去最低水準の政策金利を据え置き、景気支援継続の政策スタンスを決めたことが好感された。

 今週(11−14日)のインド市場は、新型コロナのワクチン接種の動向や世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表は12日の9月CPI(消費者物価指数)と8月鉱工業生産、14日の9月WPI(卸売物価指数)、15日の9月貿易収支など。15日は「ダシェラ祭」の祝日のため、休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社