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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、利上げ懸念や22年成長率減速見通しを嫌気し、反落=BRICs市況

2021-10-04 16:45:00.0

 前週(9月27日−10月1日)のブラジル株式市場は1日のボベスパ指数が前日比1.73%高の11万2899.6、週間ベースでは24日終値比0.34%安となり、反落した。

 週明け9月27日の指数は小反発して始まった。原油先物価格の急伸で資源セクターを中心に買い優勢となったものの、9月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)が前月比1.14%上昇と伸びが加速し、大幅利上げへの懸念が強まったことや、中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念で、上値は重くなった。

 28日は急反落。FRB(米連邦準備制度理事会)が11月にもテーパリング(量的緩和の段階的縮小)を開始するとの観測で、米長期金利が上昇したことや、原油・ガス供給懸念で欧米市場の下落したことが嫌気され、ブラジル株にも売りが広がった。

 29日は反発。ディーゼルや家庭用ガスなどの燃料税の引き下げ観測や、欧州市場が堅調となったことを受け、買い優勢。

 30日は小反落。中銀の最新の四半期インフレ報告書で、21年の成長率見通しが4.7%増となったものの、22年は2.1%増と、伸びが大幅に後退する見通しが示したことが嫌気された。

 週末10月1日は反発。米株式が上昇し、ブラジル株のツレ高となった。

 今週(4−8日)の株式市場は、国内外のデルタ株感染拡大の動向や、欧米やアジアの市場動向、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、政治動向も注目される。主な経済指標の発表予定は4日の9月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)や5日の8月鉱工業生産と9月サービス業PMI(購買担当者景気指数)、6日の8月小売売上高と9月ジェトゥリオ・バルガス財団IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)、8日の9月IPCA(拡大消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社