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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高やペトロパブロフスクの好決算で続伸=BRICs市況
2021-09-06 10:51:00.0
前週(8月30日−9月3日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の3日終値が前日比0.44%高の1734.16、前週比では8月27日終値比4.20%高となり、続伸した。
週明け8月30日の指数は続伸して始まった。
30日は、前の週末に行われたパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長のジャクソンホール会議での講演で、年内の資産買い入れ減額を支持したものの、早期利上げ開始に慎重な姿勢を示したことが好感されたほか、ブレント原油先物が1バレル=73ドルに上昇したことが支援材料となった。
31日は利益確定売りが出て、小反落。
1日は反発し、週末3日まで3連騰した。
1日は、米8月ADP雇用統計が弱い内容となり、FRBの早期金融引き締め観測が後退したほか、金鉱山ペトロパブロフスクの好決算を受け同社株価が急伸したことなどが、指数の押し上げにつながった。
2日は、原油先物価格が73ドルに上昇したほか、アルミ地金生産で世界最大手UCルスアルはアルミ価格が10年ぶり高値となり同社株価が急伸したことが、指数の上昇に寄与した。
3日、3原油先物価格が73.5ドルを超え、指数は一段高となった。
今週(6−10日)のロシア市場は引き続き、デルタ株感染拡大や世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油価格、ルーブル相場、主要企業ニュース、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える8日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や9日の米EIA週間石油在庫統計、9日のECB(欧州中央銀行)理事会と10日のロシア中央銀行の金融政策決定会合も注目される。主な国内経済指標の発表予定は8日の8月CPI(消費者物価指数)や10日の7月貿易収支と4−6月期GDP(国内総生産)改定値など。RTS指数は1680−1770ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




