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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や米テーパリング観測で、4週ぶり反落=BRICs市況
2021-08-23 10:59:00.0
前週(16−20日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の20日終値が前日比0.74%安の1623.5、前週比では13日終値比2.58%安となり、4週ぶりに反落した。
週明け16日の指数は買い優勢で始まり、17日も値を上げ、7連騰した。
週前半は、中国の景気減速懸念でブレント原油先物が1バレル=68.5ドルを下回ったものの、国営天然ガス大手ガスプロムや国営石油大手ロスネフチ、天然ガス生産大手ノバテクなど資源・エネルギー関連の大型株が指数の上げを主導。その後は原油先物価格が70ドルに回復し、買いが一段と強まった。
18日は反落し、週末20日まで、3営業日続落した。
18日は、これまでの相場上昇を受け、利益確定売りが強まった。
19日は、前日に公表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録を受け、年内のテーパリング(量的緩和の段階的縮小)リスクが強まったことで海外市場が下落し、ロシア市場でも売りが広がった。
20日は、原油先物価格が66ドルを割り込んだことや、アジアと欧州の市場が下落し、ロシア市場でも売り優勢となった。
今週(23−27日)のロシア市場は引き続き、デルタ株感染拡大や世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油価格、ルーブル相場、主要企業ニュース、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向、米ワイオミング州で開かれるジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言(8月27日)などが焦点。このほか、原油価格に影響を与える24日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や25日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は25日の7月鉱工業生産と7月小売売上高、7月失業率など。RTS指数は1550−1700ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




