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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、過去最高値更新で利益確定売り優勢、3週ぶり反落=BRICs市況

2021-08-23 10:22:00.0

 前週(16−20日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の20日終値は前日比0.54%安の5万5329.32、週間ベースでは13日終値比0.19%安となり、3週ぶりに反落した。19日は「イスラム教新年」の祝日で休場だった。

 週明け16日の指数は買い優勢で始まり、17日も値を上げ、4営業日続伸した。

 16日は、景気回復への期待感が広がり、底堅い値動きとなった。特に鉄鋼大手タタ・スチールが相場をけん引した。

 17日は、ITサービス大手のテック・マヒンドラとインフォシス、認知症薬の後期臨床試験に入った医薬品大手スベン・ライフサイエンシズ、タクシー配車サービス大手オラの電気自動車(EV)部門からの定期受注が決まった自動車部品大手フェイム・インダストリーズが買われ、指数の上げを主導した。

 18日は反落し、休場を挟んだ週末20日も値を下げ、続落した。

 18日は、インド準備銀行(RBI)が住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)のクレジットカード発行を許可したことを受け、HDFCが急伸したが、SENSEX指数が連日で過去最高値を更新したため、利益確定売り優勢となった。

 20日は、FRB(米連邦準備制度理事会)による年内のテーパリング(量的緩和の段階的縮小)開始観測への警戒感から海外市場が軟調となり、インド市場でも利益確定売りが続いた。また、自動車大手タタ・モーターズの株主総会でシッダールタ・ラル社長の再任案が否決されたとの報道を受け、同銘柄が急落したことも、指数の押し下げにつながった。

 今週(23−27日)のインド市場は、デルタ株感染拡大やワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算、米ワイオミング州で開かれるジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言(8月27日)などが注目される。主な経済指標の発表予定はない。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社