新興国ニュース
<新興国eye>前週のロシアRTS指数、主要企業の好決算などを好感し続伸=BRICs市況
2021-08-10 10:43:00.0
前週(2−6日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の6日終値が前日比1.24%安の1632.87、前週比では7月30日終値比0.44%高となり、続伸した。
週明け2日の指数は反発して始まり、5日まで4日続伸した。
週前半は、主要先進国の中銀が景気刺激の金融緩和スタンスを維持したことを受け、海外株高となり、ロシア株も買われた。中でも石油化学大手のPJSCニジネカムスクネフテキムとPJSCカザノルグシンテスが好調な中間決算と配当実施を発表したことを受けて急伸し、指数の上げを主導した。その後もブレント原油先物が1バレル=72.5ドルに後退したものの、ダイヤモンド鉱山大手アルロサや、金融大手オトクリティ銀行の買収計画が当局から認可された保険最大手ロスゴスストラフ、デルタ株向けワクチンの臨床試験に入るバイオ医薬品大手PJSCヒューマン・ステム・セル・インスティチュートなどが買われ、相場を下支えした。
週後半は、通信最大手ロステレコムが市場予想を上回る好決算となり、配当実施の観測で買われるなど前向きな企業ニュースが好感された。
週末6日は反落。足元の相場上昇による高値警戒感から利益確定売りが強まった。
今週(9−13日)のロシア市場は引き続き、デルタ型変異ウイルス感染の動向や世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油価格、ルーブル相場、主要企業ニュースなどの動向のほか、原油価格に影響を与える10日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や11日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は12日の4−6月期GDP(国内総生産)など。RTS指数は1600−1700ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




