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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、IMFの経済見通し下方修正を嫌気し、続落=BRICs市況

2021-08-02 10:32:00.0

 前週(7月26−30日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の30日終値は前日比0.13%安の5万2586.84、週間ベースでも23日終値比0.73%安となり、続落した。

 週明け26日の指数は反落して始まり、28日まで3日続落した。

 26日は、海外市場が軟調となったことや、インフレ加速懸念の高まり、さらにはデルタ型変異ウイルスの感染拡大でインド経済の回復が遅れるとの見方が強まり、売り優勢となった。

 27日は、デルタ株感染急拡大の経済への悪影響は感染第1波より強いとの見方が広がったほか、中国当局のITや教育関連企業への規制強化を受け、アジア地域の株式の値動きを示すMSCIアジア太平洋指数(日本を除く)が急落したことが売り材料になった。

 28日は、IMF(国際通貨基金)がインドの21年度成長率見通しを従来予想の12.5%増から9.5%増に下方修正したほか、マルチ・スズキ・インドの四半期利益が市場予想を下回ったことや、航空最大手インディゴ航空の4−6月期純損失が過去最大となったことが嫌気された。

 29日は反発。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が金融緩和の継続を決めたことを背景に、買い戻しが活発化した。

 週末30日は反落した。中国当局の国内企業への規制強化を嫌気して海外市場が軟調となり、インド市場でも売りが広がった。

 今週(2−6日)のインド市場は、デルタ型変異ウイルス感染拡大やワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算、さらには6日のインド準備銀行(中銀)の金融政策決定会合も注目される。主な経済指標の発表予定は2日の7月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、4日の7月日経サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社