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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ中銀、21年のインフレ率見通しを14.1%上昇に引き上げ

2021-07-30 09:53:00.0

 トルコ中央銀行は29日、最新の四半期インフレ報告書を発表し、21年末時点のインフレ見通しを前回4月調査時点の12.2%上昇(予想レンジは10−14.4%上昇)から14.1%上昇に大きく引き上げた。

 中銀のシャハブ・カヴジュオール総裁は、「通貨リラ安による輸入物価と食品物価の上昇が大きな要因で、それぞれ前回予測を0.8ポイントと0.5ポイント押し上げた」としている。

 中銀は、22年末時点の見通しも前回予想の7.5%上昇から7.8%上昇に引き上げたが、23年末時点では物価目標の5%上昇に収束するとの予測は据え置いた。

 7−9月期と10−12月期のインフレ見通しについては、いずれもインフレ率が大幅に減速するとみている。6月のCPI(消費者物価指数)は前年比17.53%上昇と、2年ぶりの高い伸びとなり、7月も市場予想では主に電気・ガス料金の値上げにより、18.5%上昇に加速する見通しだ。しかし、カヴジュオール総裁は、最近のインフレ加速は一時的とし、「年末までに減速する」との見解を示している。その上で、「インフレ率が持続的に低下するまで断固として金融引き締めスタンスを維持する」として、政策金利をインフレ率より高めに維持する方針を継続する考えを示した。

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提供:モーニングスター社