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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、CPI鈍化や格下げ回避を好感し3週ぶり反発=BRICs市況

2021-07-19 10:26:00.0

 前週(12−16日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の16日終値は前日比0.04%安の5万3140.06、週間ベースでは9日終値比1.44%高となり、3週ぶりに反発した。

 週明け12日の指数は3営業日続落して始まった。世界的なデルタ型変異ウイルスの感染拡大懸念が強まり、嫌気売りが続いた。

 13日は反発し、15日まで3連騰した。

 13日は、前日引け後に発表された6月CPI(消費者物価指数)が市場予想を下回り、金融引き締め懸念が後退したことや、インド自動車大手タタ・モーターズの株価が急伸したことが指数の押し上げにつながった。

 14日は、米信用格付け大手S&Pグローバル・レーティングスがインドのソブリン債格付けを投資適格級の「BBB−」に据え置いたことで買い安心感が広がったほか、4−6月期の好決算期待でソフトウエア輸出大手インフォシスやIT大手ウィプロが買われ、指数の上げを主導した。

 15日は、IT各社の四半期決算が発表され、市場予想を上回り、買いが一段と強まった。特に、L&Tテクノロジー・サービシズは20%近く急伸し、指数を大きく押し上げた。

 週末16日は小反落。足元の相場上昇による高値警戒感から利益確定売りが出た。

 今週(19−23日)のインド市場は、デルタ型変異ウイルス感染拡大やワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、米長期金利や原油価格の動向、インド国内の景気動向や金融緩和期待、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表予定はない。21日は「犠牲祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社