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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、変異ウイルスの感染拡大懸念で反落=BRICs市況
2021-07-05 11:31:00.0
前週(6月28日−7月2日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の2日終値が前日比0.19%高の1659.72、前週比では6月25日終値比0.74%安となり、反落した。
週明け28日の指数は反落して始まり、29日は大きく値を下げ、続落。
週前半は、アルミ地金生産で世界最大手UCルスアルと資源・鉄鋼大手メチェルが下落したほか、OPEC(石油輸出国機構)プラス会合を控える中、原油先物価格が下落し、売り優勢となった。その後は、国内の新型コロナ変異ウイルスの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)が懸念され、売りが一段と強まった。
30日は3日ぶりに反発し、週末7月2日まで3日続伸した。
週半ばから後半は、政府が感染拡大でもロックダウンを回避する方針を示したことで、経済活動の制限への懸念が後退したほか、7月のOPECプラス会合で日量50万−100万バレルの小幅増産の方針が示されるとの思惑で原油先物価格が上昇したことが好感された。
週末は、米6月雇用統計の非農業部門雇用者数が強い結果をとなり、ロシア市場でも買いが優勢となった。
今週(5−9日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ変異ウイルス感染の動向や世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油価格、ルーブル相場、主要企業ニュース、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向などが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える7日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や8日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は5日の6月製造業PMI(購買担当者景気指数)や7日の6月CPI(消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、WTI原油<1671>、
ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




