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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、経済成長率の上方修正を好感し、3週続伸=BRICs市況

2021-06-07 10:23:00.0

 前週(5月31日−6月4日)のブラジル株式市場は4日のボベスパ指数が前日比0.40%高の13万125.8、週間ベースでも5月28日終値比3.64%高となり、3週続伸した。3日は「キリスト聖体祭」の祝日のため、休場だった。

 週明け5月31日の指数は買い優勢で始まり、週末4日まで、7連騰した。

 週前半は、新型コロナワクチンの接種が進んでいることを受け、経済活動の正常化期待が高まったことや、中銀の経済週報「フォーカス・ブルティン」で、21年実質GDP(国内総生産)見通しが上方修正されたことが好感され、買いが優勢となった。その後も1−3月期GDPが前期比1.0%増となり、市場予想の同0.5%増を上回ったことや、5月マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)が53.7と、4月の52.3から上昇したことから買いが一段と強まった。

 週後半は、欧米市場が上昇したことや、1−3月期GDPが予想を上回ったことから景気回復期待感が強まり、買いが優勢となった。3日休日を挟み、取引が再開された週末も米5月雇用統計発表後、米株市場が堅調となり、ブラジル市場でも買いが強まった。

 今週(7−11日)の株式市場は、国内外の新型コロナ感染拡大やワクチン接種の動向に加え、新型コロナ関連の政府の追加支援や財政健全化問題、議会の新型コロナ専門委員会(CPI)、米国の景気・インフレ・長期金利の動向、欧米と中国の緊張激化、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表予定は8日の4月小売売上高と5月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)、9日の5月IPCA(拡大消費者物価指数)など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社