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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油2年ぶりの高値水準を好感し、3週続伸=BRICs市況

2021-06-07 10:22:00.0

 前週(5月31日−6月4日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の4日終値が前日比0.64%高の1647.06、前週比でも28日終値比2.70%高となり、3週続伸した。

 週明け5月31日の指数は反落して始まった。金属大手ノリリスク・ニッケルと鉄鋼最大手セベルスタルが急落。いずれも減配方針や、税制優遇制度の見直しで国庫への返納金が発生する見通しとなったことが嫌気され、指数の押し下げにつながった。

 6月1日は反発し、2日も値を上げ、続伸。ブレント原油先物が一時1バレル=71ドルを超え、2年ぶり高値を付けたことが好感されたほか、天然ガス生産大手ノバテクと石油最大手ルクオイルが買われ、指数の上げを主導した。

 3日は3日ぶりに反落。足元の相場上昇による高値警戒感から利食い売りが強まった。また、ロシア中銀のエリビラ・ナビウリナ総裁がインフレ抑制のため、金融引き締め(利上げ)の可能性を示唆したことも売り材料となった。

 週末4日は反発した。米週間石油統計で原油在庫(供給)が減少したことを受け、原油先物価格が一段高となったことが好感された。

 今週(7−11日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ感染やワクチン接種などの動向、世界経済の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策、原油価格、ルーブル相場、主要企業ニュース、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向、さらには11日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える8日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や9日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は7日の5月CPI(消費者物価指数)や11日の4月貿易収支など。指数は1600−1700ポイントの値動きが予想される。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社