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<新興国eye>前週のインド株、政府の中小企業支援や需要回復期待で3週続伸=BRICs市況
2021-06-07 09:39:00.0
前週(5月31日−6月4日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の4日終値は前日比0.25%安の5万2100.05、週間ベースでは5月28日終値比1.32%高となり、3週続伸した。
週明け31日は指数が7営業日続伸して始まった。財務省がコロナで打撃を受けた観光業や航空業、飲食など接待業、中小企業への資金援助を追加する方針を示したことや、国内外で新型コロナワクチン接種が進んでいることが好感され、買いが優勢となった。また、OECD(経済協力開発機構)が今年の世界経済の成長率見通しを5.8%増(前回予想は5.6%増)に上方修正したことを受け、需要回復期待でホテルチェーン大手インディアン・ホテルズや住宅金融大手PNBハウジング・ファイナンスなどが急騰し、上げを主導した。
6月1日は小反落し、2日も値を下げ、続落。
週前半から半ばは、5月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことや、足元の相場上昇による高値警戒感から利益確定売りが出た。
3日は3日ぶりに反発。政府による景気対策気期待感が強まる中、外国人投資家の買い越しが好感され、買いが優勢となった。
週末4日は反落。高値警戒感が上値を押さえた。
今週(7−11日)のインド市場は、新型コロナ感染やワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の景気動向、米中関係、米長期金利や原油価格の動向、インド国内の景気動向や金融緩和期待、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表予定は11日の4月鉱工業生産など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




