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<新興国eye>前週の上海総合指数、中銀の元安設定受け小反落=BRICs市況
2021-06-07 09:35:00.0
前週(5月31日−6月4日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の4日終値が5月28日終値比0.25%安の3591.845となり、小反落した。
週明け5月31日の指数は反発して始まり、6月1日も値を上げ、続伸した。
週前半は、中国人民銀行(中銀)が人民元レートの対米ドル基準値を元高方向に設定したことを受け、人民元の先高感が強まり、海外から投資資金が流入するとの観測が強まったほか、政府が3人目の子どもを持つことを認めたことを受け、愛帝宮母健康や江蘇澳洋健康産業などのヘルスケア関連銘柄が急伸し、指数を押し上げた。
2日は反落し、3日も値を下げ、続落。
週半ばから後半は、利益確定売りが強まったほか、中国人民銀行が元レートの対米ドル基準値を元安方向に設定したことが嫌気された。また、5月財新サービス業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったことも売り材料となった。
週末4日は反発した。政府が印紙税の引き下げを提案したことが好感され、金融株が買われ、指数の上げを主導した。
今週(4−11日)の株式市場は、引き続き、米中関係や国内外の新型コロナ感染とワクチン接種の動向、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では政策引き締めの動きや人民元相場、原油などのコモディティ相場、さらには7日の中国とASEAN(東南アジア諸国連合)の外相会議などが注目される。主な経済指標の発表予定は7日の5月貿易収支や9日の5月CPI(消費者物価指数)と5月PPI(生産者物価指数)など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




