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<新興国eye>前週の上海総合指数、景気引き締め懸念強まり反落=BRICs市況
2021-05-06 08:47:00.0
前週(4月26−30日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の30日終値が23日終値比0.79%安の3446.856となり、反落した。
週明け26日は指数が反落して始まった。不動産市場の過熱が続いていることから景気引き締め懸念が強まったほか、足元の相場上昇による高値警戒感から利益確定売り売りが優勢となった。
27日は反発し、29日まで3日続伸した。
27日は、3月工業部門企業利益が強い結果となり、指数は買い優勢に。28日は、新エネルギー車向け充電池世界最大手・寧徳時代新能源科技(CATL)の20年通期利益が22%増と好結果となり急伸、指数の押し上げにつながった。29日も、証券大手の中信証券の純利益が前年比26.7%増となったほか、江蘇銀行も3月末時点の不良債権比率が低下したことが好感され、指数をサポートした。
週末30日は大きく反落した。4月製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を下回ったほか、バイデン米大統領が施政方針演説で中国をけん制したことから米中関係の悪化懸念が広がった。
今週(6−7日)の株式市場は、引き続き、米中関係や国内外の新型コロナ感染とワクチン接種の動向、世界経済の動向、海外の金融市場の動向、国内では政策引き締めの動きや人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表予定は7日の4月貿易収支など。3−5日は「労働節」で休場となる。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




