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<新興国eye>前週の上海総合指数、金融引き締め観測や米中関係悪化を嫌気し4週続落=BRICs市況
2021-03-22 10:08:00.0
前週(15−19日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の19日終値が12日終値比1.40%安の3404.663となり、4週続落した。
週明け15日の指数は反落して始まった。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物が上昇に転じたことが嫌気され、また、中国当局が資産バブル抑制に乗り出し、経済・金融政策を引き締めるとの憶測で割高感があった生活必需品株やヘルスケア株、新エネルギー株に売りが広がった。1−2月期小売売上高、鉱工業生産はいずれも市場予想を上回ったが、市場の反応は限定的だった。
16日は、消費関連株や金融株を中心に買い戻しが入り、反発。
17日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードとなり、小反落。
18日は反発。FOMCでFRB(米連邦準備制度理事会)がゼロ金利政策を23年末まで続ける見通しを示したことや、21年の米成長率が6.5%増と37年ぶりの高い伸びとなる見通しが好感され、買い優勢となった。
19日は、大幅反落。米長期金利急伸への警戒感が広がったほか、米中外相級協議が非難の応酬となったことを受け、米中関係悪化が嫌気された。
今週(22−26日)の株式市場は、引き続き、国内の新型コロナ感染やワクチン接種の動向、世界経済の動向、米中関係、長期金利の動向、海外の金融市場の動向、国内では政策引き締めの動きや人民元相場、原油などのコモディティー(国際相場商品)相場も注目される。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




