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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、ルラ元大統領の次期大統領選出馬懸念で反落=BRICs市況

2021-03-15 10:57:00.0

 前週(8−12日)のブラジル株式市場は12日のボベスパ指数が前日比0.72%安の11万4160.4、週間ベースでも5日終値比0.90%安となり、反落した。

 週明け8日は指数が3営業日ぶりに大きく反落して始まった。最高裁がルラ元大統領の収賄罪をめぐる下級審の有罪判決(禁錮12年)を覆したことを受け、同氏が22年の大統領選に立候補できる見通しとなったことや通貨レアルの急落が嫌気された。

 翌9日は反発し、11日まで3日続伸した。

 9日は、海外市場が堅調となり、買い戻しが入った。10日は、バイデン米大統領の1兆9000億ドルの経済対策法案が議会を通過したことを好感した。

 11日は、ブラジル国内でも下院が新型コロナ禍の給与支援措置など追加緊急支援を可能にするため、財政支出の伸びを今後20年間インフレ率以下に抑制し、債務不履行の事態を回避する憲法補足法(PEC)の改正案を第1読会で賛成多数で承認したことを受け、買い優勢となった。

 週末12日は利益確定売り優勢で反落となった。

 今週(15−19日)の株式市場は、新型コロナ感染拡大やワクチン接種の動向に加え、新型コロナ関連の政府の追加緊急支援や財政健全化問題、米国の景気・インフレ・長期金利動向、米中関係、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向、さらにはブラジル中銀の金融政策決定会合(17日)などが注目される。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社