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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高や米経済対策法成立で続伸=BRICs市況
2021-03-15 10:49:00.0
前週(9−12日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の12日終値が前日比0.95%高の1519.50、前週比でも5日終値比4.98%高となり、続伸した。週初8日は「国際婦人デー」の祝日で休場となった。
休場明けで取引が再開された9日の指数は大きく反発して始まった。前の週末にOPEC(石油輸出国機構)加盟国と非加盟国からなるOPECプラスで生産上限枠凍結を決めたことや、中国1−2月原油油輸入量が日量換算で前年比4%増の1108万バレルと急増したことを受け原油高となり、指数を押し上げた。
10日は利益確定売り優勢で小反落。
11日は反発し、週末12日も値を上げ、続伸した。
週後半は、バイデン米大統領の1兆9000億ドルの経済対策法案が議会を通過したことを好感して原油高となり、指数が反転上昇した。
週末はバイデン大統領が経済対策法に署名したことを好感。また、ロシア鋼管最大手TMK(パイプ・メタラージカル)が総額100億ルーブルの配当金支払いを決定したことも買い材料となり、指数は一段高となった。
今週(15−19日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ感染や変異ウイルス、ワクチン接種などの動向、世界経済、特に米国の景気対策や長期金利の動向、対ロ制裁、ロシア国内の景気対策や原油価格、ルーブル相場、主要企業の四半期決算、反体制派指導者ナワリヌイ氏の動向、さらにはロシア中銀(19日)とFRB(米連邦準備制度理事会、17日)の金融政策決定会合が焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える16日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や17日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表予定は16日の2月鉱工業生産や19日の2月失業率、2月小売売上高など。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




