youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>トルコ政府、パンデミック対策のレイオフ禁止措置を5月中旬まで延長へ

2021-03-12 12:31:00.0

 トルコ政府は9日、新型コロナウイルスのパンデミック(感染症の世界的大流行)の景気への悪影響を抑制するため、大統領令に従って、3月17日から2カ月間、レイオフ(一時解雇)禁止措置を延長したことを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)が伝えた。

 レイオフ禁止は20年4月に3カ月間の時限で初めて導入され、その後、議会は期限切れとなる同7月に同措置を大体3カ月ごとに延長する法案を可決しており、今回の2カ月延長はこの方針に沿ったもの。ただ、延長は21年7月末で終了するとしている。

 最近の雇用情勢をみると、トルコ統計局が10日発表した1月の失業率(季節調整後、15歳以上)は12.2%と、パンデミック前の20年1月の12.8%を下回り、改善を示したが、労働市場参加率は49.9%と、前年比1.6ポイント低下と、依然、前年水準を下回っている状況。

 また、トルコ国内では今月からレストランやカフェなどの飲食店は持ち帰りだけの営業が許可され、規制緩和に向けて動き出したが、トルコのゼ―ラ・ズムルート・セルチュク家族・労働・社会事業相はツイートで、「パンデミック中、政府は従業員の雇用を守るため、レイオフ禁止措置を継続する」と述べている。

 今後、市場は一時帰休者に対する給与支援制度(60%支援)が3月末で期限切れとなるため、延長されるかどうかに注目している。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社