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<新興国eye>前週のインド株、GDPプラス成長やワクチン接種拡大を好感し反発=BRICs市況
2021-03-08 10:05:00.0
前週(1−5日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の5日終値は前日比0.87%安の5万405.32、週間ベースでは2月26日終値比2.66%高となり、3週ぶりに反発した。
週明け1日の指数は反発して始まり、3日まで3連騰した。
週前半は、前の週末に発表された20年10−12月期GDP(国内総生産)が前年比0.4%増と、前7−9月期の同7.3%減からプラス成長に転じたことや、国内での新型コロナワクチン接種の対象が拡大されたことが好感された。その後は、欧米市場が堅調となり、インド市場でも国内景気の回復の兆しを好感し、買い優勢となった。
週半ばも、主要企業の10−12月期決算が大幅に改善するとの観測や政府が景気支援でインフラ投資を拡大するとの思惑で買いが一段と強まった。
4日は反落し、週末5日も値を下げ、続落した。
週後半は、米長期金利上昇への警戒感から米株安となったことが嫌気され、インド市場でも鉱業や銀行のセクターを中心に売りが広がった。
週末も、米長期金利の上昇や原油輸入国であるインドにとって不安材料となる原油先物価格の急伸が嫌気され、売りが強まった。
今週(8−12日)のインド市場は、新型コロナ感染拡大や変異ウイルス、ワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、米国の追加景気刺激策やインフレ動向、原油価格の動向、インド国内の景気動向、主要企業の四半期決算などが注目される。主な経済指標の発表予定は12日の1月鉱工業生産など。11日は「マハー・シヴァラートリ」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




